不調の原因追及より体の使い方の見直しを
体が自由に動くのはとても有り難い奇跡、感謝の念で体と向き合っています。
多くの方が幼少期から日常生活の歩き方、腕の曲げ伸ばし、タオルの絞り方…を改めて習ったことは無いですよね。
自分にとっては当たり前の動作、体の使い方、これらが姿勢の崩れに繋がってしまうことがあります。
例えば、足踏みの動作の時、膝から持ち上げる足の運びと、足裏を地面から離すだけの足の運びでは使う筋肉が違います。
膝から持ち上げ股関節を使う動きの方が安定して体にも負担がなく、体幹も安定すると思います。
この動きを変えただけで脚の痺れが改善した、とのお声もあります。
姿勢が崩れてしまうのは体の使い方に問題があるから。その結果、腰痛、肩こり等の不調をもたらします。
どのような態勢で腰痛が出るのか、いつから痺れがあるのか、等の情報はとても大切で改善のヒントに繋がりますが、
原因追求に必死になり過ぎたり病名に振り回されると、意識の方向性が違ってきてしまいます。
何処にコリがあるのか?より、動きを見直して凝りが無くなる体の使い方に意識を向けたいです。
体だけではなく、考え方の柔軟性も不調緩和の大切な要因の一つ。
一生付き合っていく体を上手に操れるように、とお手伝いさせていただいてます。